自然の近さ

「寝耳に水」。うろ覚えの知識では突然の出来事に驚く様のことだったか。この水の意味するところは水を耳に垂らされて驚く、ということではなく、洪水時などにけたたましく流れる水の音に驚く、ということらしい。それだけ自然災害の驚異を身近に感じ、それを言葉に残す時代を思いやると共に、現代人はどれだけ自然を近くに感じているだろうか、ふと考える。原産地不明の食品を食べながら。